スウェーデン式ドッグマッサージの実習場所を求めて探し回っていた時から「こうしたい」という目標は大体ハッキリしているのですが、改めて目標について整理してみたいなと思います。
私自身、昔から何かと腰を痛めやすいので整体院のお世話になっていたりするのですが、そういうものがペットにもあったら良いのになぁというのは漠然と考えていました。
ドッグマッサージを学んだきっかけもそういった気持ちもあってのことでしたが、スクールでは何度か、マッサージのセラピストとして活躍していくことの難しさについて教えられることもありました。
そして私は、やはり自分の聴覚障害をハードルに感じていました。
活躍している先輩セラピストの様子を見る限り、個々で出張を主に活動されている方が多く、自分がその人達と同じような活動ができるかと問われれば、正直なところ自信がありませんでした。
昨年9月に吹雪が亡くなり、12月にパールを迎え入れ、改めて自分がこれから何をしていきたいかを考えてみましたが、やはり「ワンコのためになることをしたい」という気持ちは揺るぎませんでした。
とはいえ、セラピストとして活動することへの不安は相変わらずでした。
じゃあどうしたら良いんだろう、どうしたらセラピストとして活動できて、かつ飼い主さんや愛犬のためにもなるような形を提供できるのか。
起業支援コーチの亀田さんに相談しながら一年以上経って、正直不安と焦りが増すばかりでもありましたが、ある日突如として『答え』が見つかったのです。
ある日の打合せにて、亀田さんより「こういうものを作ってみませんか」というご提案を受けました。
それは「ビジョンマップ」というものでした。
見せていただいたのは亀田さんご自身のビジョンマップだったのですが、昔の亀田さんの写真にちょっと笑いそうになりましたが(笑) こういうものがあるのかと興味を抱き、私もビジョンマップなるものを作ってみることにしました。
デジタルでまとめることも出来たのですが、アナログの方が個人的にやりやすかったので、作ったものをペタペタA3用紙に貼り付けてみました。
そして出来上がったビジョンマップがこちら。
愛犬・家族・友人との繋がり、憧れている人の生き方、憧れの景色、一度だけ体験したパラグライダー、あとダイエット(笑)
「いつでもこれらの要素に囲まれて生きていきたいな」という気持ちの集まりが、こういう形になりました(^^)
このビジョンマップを作ってから、私は多分、なんとなく、「自分の時間を大事にしよう」という気持ちが後回しになっていたことに気付いた気がします。
活動できるかどうか不安だったドッグマッサージについても、「自分にできるかどうか」という部分しか見ていませんでした。
「そういえば地方から東京へ通うのってやっぱり大変だなぁ」とか、「地方にもセラピストが増えてくれたら、もっと多くの飼い主さんにドッグマッサージを知ってもらえるのになぁ」とか、今までにない考え方が出てきたのも、ビジョンマップを作ったことがきっかけだったように思います。
私がセラピストとして活動することがどうしても不安ならば、誰かと一緒に活動できれば心強いんじゃないか?
セラピスト達が集まって、チームとしてドッグマッサージ活動が出来れば、自分の自信にも繋がっていくし、活躍するセラピストを増やすことも出来るかもしれない。
活躍中の先輩セラピストが「復習したい」という名目で参加してくれたり、後輩セラピストが「私も自信をつけたい」という理由で参加してくれたら、お互いに勇気を与えて支え合えるようなチームが出来るんじゃないか?
これがようやく導き出せた『答え』でした。
そして、ドッグマッサージ実習会を開き、スウェーデン式ドッグマッサージについて少しでも多くの飼い主さんに知ってほしいという一つの目標でもあります。
コメント