前回は、退職を決意するところまで書きました。
この時点で2017年半ばだったでしょうか。
退職しようと思ったは良いものの、もちろんすぐに退職できる状況ではないので、退職するまでの準備を少しずつ進めていくことにしました。
最初に考えたのは、「退職後、動物のために何をしたいか?」ということでした。
世の中、トリミングやシャンプーを行えるサロンは沢山ありますが、これがやりたいのかというと何だか違う気もしました。。。(もちろん、ゆくゆくはトリミングとかも出来るようになれたら良いですが)
実際に動物専門学校まで行って見学し、トリミングの体験もさせていただいたのですが、やはりこれが第一にやりたいこととは言えない自分がいました。
ただ、悶々と考えていると、いつも頭の中で「きっかけになったワンコ」の姿が浮かびました。
(参照:独立へのきっかけ-保護犬との出会い-)
私、あの子を助けたかったんだよなぁ、、、あの子から怯えを取ってあげたかったし、人間に甘える姿とか家の中でくつろぐ姿もこの目で見てみたかったんだよ、、、と思ったら、漠然とした答えが出てきたような気がしました。
<< ペットをHappyにしたい >>
というのも、これまでの社会人生活、いずれも勤務先は大都会だったのです。
満員電車でぎゅうぎゅう詰め、突き飛ばされたり押されたりは当たり前、酷い時は睨まれ絡まれ。。。
早起きは苦手なのにメチャクチャ早起きして満員電車を必死に避けたりもしましたが、座っていても感じるピリピリした空気がもうしんどくて。。。
そんなストレスから癒されたくて猫カフェに行ったこともありました。猫の姿に癒されながら寛ぎたいと思って。
でもそこで見たのは、猫が寝てるのに起こそうとする人間。
猫が逃げてるのにカメラを向けまくる人間。
今は猫カフェの入店前に様々な注意事項を聞かされると思いますが、猫カフェが誕生したばかりの頃は、猫にとって相当ストレスになることが多かったんじゃないかなと思います。
世の中には、猫カフェだったりネイルサロンだったりボディケアサロンだったり、人間を主に対象とする癒やし方法は色々あるけども、上記のように色々考えに考えた結果、あえて私はペットを主に対象とする癒やし方法を実践できるようになりたいなぁと思いました。
、、、といってもペット全般を対象として考えるのはハードルが高すぎるから、まずはワンコ対象ですが(^^;)
とはいえ、「どうやってペットをHappyにするのか」というと、まだ現在においても明確な答えは出ていません。
ドッグマッサージ技術もペットサーバー知識も、これから独立を目指すための手段の一つでしかなく、「ワンコのためのサロン」を開くのかどうかも決めていません。
まずは独立・起業のための勉強をしっかり行わないことには何も始められないと思い、起業セミナーに参加し、そこで出会った講師とコンサルタント契約を締結するに至りました。
そして2018年10月に退職し、その一週間後くらいに吹雪という愛犬を我が家に迎えました。
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